漢字・ひらがなの使い方について

今は IME があるので、漢字を多用しがちなんですが、実際には漢字を使いすぎると読みにくい文章になってしまいます。
よく見かけるのが、次のような文字なのですが、これらはひらがなにした方が読みやすいことが多いです。


「暫く」「或いは」「及び」「有り」「無し」「為」「程」



この辺について、最近見つけたのが以下の記事です。「頭のよい人」というくくりはどうかなって思いましたが、わかりやすい文章を書くためには、ムリに漢字にしないという意見には賛成しています。(あ、ムリっていうカタカナについては、また機会があれば)



頭のよい人はむしろ、ひらがなを多用する
https://careerzine.jp/article/detail/210


「〜する訳がない」→「〜するわけがない」
「〜する事」→「〜すること」
「〜である筈」→「〜であるはず」
「〜する為に」→「〜するために」



また、ご存じの方も多いと思いますが、以下からダウンロードできるスタイル ガイドにも、なにをひらがなで記述するべき、なにを漢字で記述するべきの記述があります。


マイクロソフト スタイル ガイド
http://www.microsoft.com/language/ja/jp/download.mspx


ちなみに、英語のスタイル ガイドは本になってたりします。
英語のスタイル ガイドは、非ネイティブの人にもわかりやすい文章にするためにいろいろと細かく書かれています。


Microsoft Manual of Style for Technical Publications
http://www.amazon.com/Microsoft-Manual-Style-Technical-Publications/dp/0735617465/ref=pd_bbs_sr_1?ie=UTF8&s=electronics&qid=1228354677&sr=8-1



最後に僕が @IT の記事を書いたときに訂正された記述を列挙してみたいと思います。


「その名のとおり」→「その名の通り」
「なにが可能に」→「何が可能に」
「ブラック ボックス」→「ブラック・ボックス」
「進捗」→「進ちょく」
「他にも」→「ほかにも」
「実行の仕方」→「実行方法」
「わかる」→「分かる」
「多くない」→「少ない」
「全く」→「まったく」
「あげられている」→「上げられている」
「様々な」→「さまざまな」